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【WCS2019】LST#1 MEGA Esports【PlayIn出場チーム紹介】

こんにちは、Mameです。

 

PlayIn出場チーム紹介シリーズの第三回目は東南アジア地域代表MEGA Esportsです。

MEGAは今年の春のMSIにも出場しており、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

今回はそんなMEGA Esportsを紹介します。

 

 MEGA Esports

f:id:meshiuma4771:20190920063041p:plain

 引用元:https://lol.gamepedia.com/File:MEGAlogo_square.png

概要

MEGA Esportsは2017年末にタイのBangkok Titansを買収して結成されたチームです。

 

現在のロースターは元Ascension Gamingのトップ、ジャングル、ミッドと韓国人ボットデュオになっています。

 

今年の春もMSIに出場しており、日本のDFMとも対戦しています。

所属選手

Rockky[トップ]

Rockky選手は2017年からプロキャリアを始めた選手です。

 

今年のシーズンを通して使用したチャンピオンは全13体で、へカリム、レネクトン、カミールなどファイター系のチャンピオンを得意としています。また、トップとミッドのフレックスピックとして強力なアカリは一度も使用していません。G4選手はアカリを使っているのでフレックスピックとしての運用はしないようです。

 

Lloyd[ジャングル]

Lloyd選手は2013年からプロキャリアを始めたベテラン選手です。

 

彼は複数回ロールチェンジをしており、プロキャリアを始めた頃はボットレーンでしたが、Bankok Titans所属時はトップレーンも担当し、Ascension Gamingに所属しているときにはジャングルも担当しました。現在のMEGAでは春シーズンはボットレーンでしたが、現在はジャングルレーンを担当しています。

 

彼が今年のシーズンを通して使用したジャングルチャンピオンは全9体で最も使用数が多いのがジャーバンで6試合使用しています。続いて、グラガス、エリスが4回、オラフが2回となっています。

 

G4[ミッド]

G4は2013年にプロキャリアを始めたベテラン選手です。

 

彼が今年のシーズンを通して使用したチャンピオンは全19体でかなりチャンピオンプールが広いと言えます。最も使用回数の多いチャンピオンはアカリ、アジールで5回、次いでタリヤ、ゾーイ、ライズが2回となっています。

 

彼はどのチャンピオンでもレーニングが安定しており、レーン有利からジャングルでの少数戦をつくったり、ジャングルとの連携から対面をキルするシーンが多く見られます。

 

DeuL[ボット]

DeuL選手は韓国人選手で2015年にプロキャリアを始めた選手です。彼は2017年夏シーズンにEver8 WinnersのボットレーナとしてLCK1部リーグで戦った経験がある選手で、現Afreeca FreecsのトップレーナのKiin選手と同チームで戦っていました。その後、LMSのMachi Esportsに移籍し、2019年の夏シーズンからMEGAに参加しています。

 

彼が今シーズン使用したチャンピオンは全10体で、最も使用回数が多いのがカイサ、ザヤで4回、次いでシヴィアが3回、エズリアル、ヴァルス、ソナが2回です。

メタチャンピオンからユーティリティチャンピオンなど幅広いチャンプが使えるようです。

 

彼は韓国人デュオボットということもあり、レーン戦からかなりアグレッシブにダメージ交換をし、レーンドミネートすることが多く見られます。

 

PoP[サポート]

PoP選手は2015年にプロキャリアを始めた選手です。しかし、2016~2017年の間はプロから身を退いており、2018年から再びプロとして活動を再開しています。そして、2019年のMSI前からMEGAに参加しました。

 

彼が今シーズン使用したチャンピオンは全10体で、最も使用回数が多いのがラカンで8回、次いでタムケンチが6回、ブラウムが4回、ユーミ、ガリオが3回となっています。

 

 彼はアグレッシブなDeuL選手の動きに合わせることが多く、息の取れたデュオボットとして、レーニングがかなり安定しています。

 

今シーズンの戦績

MEGAの今シーズンの戦績は6勝1敗で2位につけており、1位のWIN Esportsに敗北していました。

 

しかし、プレイオフでWIN EsportsはAxis Empireに敗北し、ファイナルでは、MEGAと

Axis Empireの対決になりました。

 

 

引用元:[TH] Playoffs Grand Finals - LST 2019 Summer Split  

 

 ファイナルの戦績は以下の通りです。

Blue Red Blueスコア Redスコア BlueBan RedBan BluePick RedPick

 AXE

MEGA

  4-14-6

   [Lose]

 14-4-25

   [Win]

アカリ

ノクターン

サイラス

カイサ

シヴィア

カルマ

ザヤ

オラフ

ルシアン

アジール 

エイトロックス

グラガス

ライズ

エズリアル

ユーミ

レネクトン

エリス

エコー

トリスターナ

ノーチラス

MEGA

 AXE

  18-3-26

    [Win]

  3-18-6

   [Lose]

ノクターン

オラフ

ザヤ

スレッシュ

アリスター

カルマ

ユーミ

エイトロ

ルシアン

ケイトリン

レネクトン

エリス

アカリ

ヴァルス

タムケンチ

ガングプランク

グラガス

サイラス

カイサ

ラカン 

MEGA

 AXE

  21-3-38

    [Win]

  3-21-7

   [Lose]

ノクターン

ザヤ

レネクトン

ヴラッド

ジャーバン

カルマ

エリス

オラフ

フィオラ

グラガス

イレリア

スカーナ

アカリ

カイサ

ラカン

エイトロックス

シンジャオ

アジール

エズリアル

ユーミ 

 

 

AXE側のバンを見ると、カルマを2回バンいますが、特にバンを固定しているということはないようです。また、カルマ、ノクターンは両チームともにバンしていることから、このマッチではどちらが使っても強力なピックであることが分かります。

 

MEGA側はザヤを固定バンしていますが、対面のボットレーナであるBlaze選手の最多ピックかつ勝率のよいピックを潰しているとみることができます。DeuL選手はザヤ以外にもカイサやシヴィアなどチャンピオンプールが広いので取り上げではなくバンでよいという判断でしょう。

 

まとめ

MEGA Esportsは地域戦(LST)では非常に好成績で、レーンからのドミネートが多く、15分時点でほぼ勝っている試合がほとんどです。

 

また、春のMSIの時と違い、ジャングルがLloyd選手になったことでトップージャングル―ミッドのラインが強化され、さらに経験豊富な韓国人ボットデュオが加わりチーム力が上がっています。

 

ただ、LST地域はレーニング、集団戦を含めてリーグ全体のレベルが低いため、国際戦レベルで考えたときに彼らのレーンからドミネートしていくスタイルが通用するかが注目ポイントとなるでしょう。