【SKT】Mata|世界を取ったベテランサポート
Mata(Cho Se-hyeong)は現在SKT T1のサポートを務めている選手です。彼はショットコーラとして有名で、スレッシュなどのフックチャンピオンが得意です。初めての今回はMata選手について紹介したいと思います。
Mataの登場
Mata選手は2013年MVP Ozoneでプロキャリアを始めました。以下の試合は当時のLOLの韓国リーグOLYMPUS Champion Spring 2013のファイナルでCJ Entus Blazeとの一戦です。
Mata選手はこの試合でスレッシュを使用しており、ランタン、フックの精度が非常に高いことが見て取れます。
キャリア一年目で世界戦へ
MATA選手が当時所属していたMVP Ozoneは国内戦終了後、サムスン電子がスポンサーとなり、Samsung Ozoneとして世界戦へ出場します。Samsung Ozoneは韓国第2位チームとして出場し、Fnatic, Gambit, Mineskiと同グループとなりました。
以下の試合はSamsungとGambitがお互いに5-3となったため2位争いのためのタイブレークの試合です。
初めての世界戦はロシア代表のGambitに阻まれる形となりました。ちなみに2013の世界戦はSKTが優勝しています。
世界の頂点への道
キャリア一年目にして世界戦へ出場したものの、未だタイトルを持っていなかったMata選手。2014年シーズンの始めもタイトルをとることに苦戦していました。
OGNのサマーシーズンでSKTを下し3位となり、世界戦へと出場することになります。
ちなみに、FakerがいるSKTがWCSに出場できなかったのは2014年と2018年のみです。
世界戦においてSamsungWhiteはグループステージを全勝で勝ち上がり、ノックアップステージではTSMと姉妹チームのSamsungBlueを下して、決勝戦に臨みました。
Worlds2014のMata選手のハイライト
こうして、Mata選手は二年目にしてプロキャリアにおいて最も難しいタイトルを手に入れ、またWolrdsMVPにまで選ばれました。
中国のリーグへ
Mata選手は2014年の11月末、SSWのJGのDandy選手とともにVici Stand Gamingに移籍しました。2015年1月、Vici Stand GamingはVici Gamingに名を改め、中国リーグのLPLに出場しました。しかし、同時期に韓国から中国に渡っていたRookie(ルーキー)を有するInvictus Gamingにシーズンを通して阻まれ続けます。
中国リーグで成果を出せなかったMata選手でしたが、その後も中国リージョンでキャリアを続けました。
Uzi、Looperとの再会
2016年、Mata選手はRoyal Never Give Upに移籍しました。RNGはMata選手が2014年
WCSで下したStar Horn Royal Clubを引き継いだチームでした。
アルパカとともに母国の競技シーンへ
2017年、Mata選手は中国のEDGにいたSamsung Blue出身のDeftとSamsung White出身のPawnとともにKT Rolstarに移籍します。彼らはドリームチームとまで言われました。しかし、韓国の3位決定戦でSSGに阻まれ、あと一歩世界には届きませんでした。
ちなみにSSGはWCS2017で優勝しました。
再び世界へ
2018年、KTはメンバーにRushを加え、MidにはUcalをメインで使うようになりました。春のシーズンはKZ,Afreecaに阻まれますが、夏のシーズンでは二部リーグから上がり、怒涛の勝ち星を取り続けたGriffinを破り、LCK王者になりました。
Worldsも順調にグループステージを抜けますが、またもRookie(ベテラン)が立ちはだかります。
KTは運悪くIGにあたってしまいノックアップステージ初戦で敗退を喫してしまいましたが、IGをここまで苦しめたのはWorlds2018ではKTだけでした。
個人的にはベースレースのとこのKobe大好きです。
SKTへの移籍
2019年、KTからSKTへ電話会社を乗り換えました。料金プランが気にくわなかったのでしょうか。
SKTへの移籍後、春シーズンは序盤は苦戦したものの、後半調子を取り戻し、LCKチャンピオンとなります。
MSIではIGとともに優勝候補と言われていましたが、G2に阻まれてしまいます。
まとめ
Mata選手は2013年に登場後、瞬く間に世界で頂点を取り、世界的なスタープレイヤーになりました。世界タイトルにも何度も近づいた選手であり、その実力は間違いないもいのです。特にThresh,Alistarを使ったときのパフォーマンスは目を見張るものがあります。彼のこれからの活躍も見ものです。