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DFM vs SPY【PlayIn振り返り】

こんにちは、Mameです。

 

今日は個人的なDFMとSPYの振り返りをしたいと思います。 

 

 

 

バンピック

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DFM側のバンにおいてはHumanoidのマストバンのキヤナ、VizicsacsiのGP、Humanoidの得意チャンピオンアカリを消す形。

 

Splyce側はCerosのハイマー、シンドラ、Eviのパンテオンを消す形。

 

DFMはファーストピック権をナーに使用。ここはザヤを取り上げるべき。

 

SPYはVizicsacsiのパフォーマンスが良いケネンとKobbeのマストバンチャンピオンザヤを取り上げた。これは完全にSplyceが有利を得た形。

 

それに対してGaengのスレッシュとフレックスピックのエコー。得意チャンピオンが取れたということでDFMとしては良い展開。

 

これに対してSplyceはラカンをピック。これはバンの時点でノーチラス、ラカンのどちらかがピックされる可能性が高かったので仕方ない。

 

DFMはセカンドバンでXerxeのエリスとオラフをバン。ファーストでHumanoidのピックは制限しているので妥当なバン。

 

一方、SPYカシオペアとカイサをバン。エコーがジャングルフレックスだと読み切った上でライズのカウンターをバンした形。

 

SPYは4thピックにへカリムを選択。これは読めなかった。

 

DFMは返しにルシアンとノクターン。ボットで有利を取る構成とLv6からの中規模戦を想定しているDFM得意のピックの形。

 

SPYはラストピックにライズを選択。後半のスケール、プッシュ力、1-3-1での影響力を重視した。

 

こう見るとバンピックでSPY側に3つも得意チャンピオンを渡している。少なくともザヤとラカンは取られるべきではないピックだった。

一方、DFM側はノクターンとエコーをフレックスにしたことで面白いピックにはなったが使えるのかに不安が残る。

 

試合内容

 3分40秒

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へカリムが赤スタートだったことから3分15秒のスカトルが沸いた直後にボット側にいるのは簡単に予測できる。

そのため、ガンク予測をできずにNorskerenのベイトに引っかかったのは非常にもったいない。

 

 

6分15秒

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ノクターンのLv6に合わせてボット側でへカリムに仕掛ける。

ここでエコーの魂の収穫の選択が仇になる。バーストが足りずにラカンのシールドが間に合ってしまう。

また、ボットレーンが完全に押し込めていないタイミングで仕掛けたためにYutaponが入ることができなかった。

後ワンテンポ遅く仕掛けていたら挟まれる形にはならなかったし、Yutaponも参加できていたはずなので非常に惜しい仕掛け。

逆に、SPY側も相手の仕掛けが分かっているピンがなっていて、事前にカウンターの構えを取れていたのも大きい。

 

14分00秒

育ったザヤラカンを止めるべく、ノクターンを起点に仕掛ける。

しかし、ヘラルド詠唱後ということもあり、へカリムが待機していた。

それによってエコーが完全に置いてけぼりになり、ザヤラカンに対して入ることができなかった。

また、ノクターンのイニシエートに合わせたNorskerenのラカンのWもうまかった。

 

ボット側ではルシアン、スレッシュに対して、ケネンのUltから仕掛けられた。そこにワープポータルから合流したライズが回収していく形。

正直ここはGaengのフックの精度が悪かった。

Gaengがフックを当てていれば少なくともHumanoidは落とせたシーンだった。

 

 

 

 16分00秒

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ノクターンのULTから仕掛けようという形。

しかし、トップ側の森は完全制圧されており、へカリムの位置が分からない状況でエコーがWから入ってしまう。そこにノクターンのULTを発動するが時すでに遅し。エコーはWに入る前にラカンのWとザヤのRからのEでCCチェインを食らい、クロノブレイクを使う前にデッド。

ここでは、へカリムがスレッシュ、エコーとノクターン、ルシアンのラインを分断していたのが非常に大きいが、そもそも仕掛け方が下手だった。

まず、トップサイドの視界がまったくない中でトップサイドよりの場所で戦ってしまったこと。

また、スレッシュがQをライズに当てていて、ルシアンがかなり後ろのポジションにいることから、ライズ狙いが読み取れるが、エコーがその前にCCチェインで落とされたことに加え、へカリムにジャングルからゾーニングされてしまった。それによって、エコーによるザヤラカンに対するゾーニングとキャリーラインの形成が不可能になったためノクターンは入ることを諦めた形になった。

 

仕掛けるツールはあったが、仕掛けのタイミングとしては良くなかった。

 

 

 19分40秒

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 ラカンのUltとフラッシュがないタイミングで浮いたライズに仕掛けた場面。

このシーンは非常に惜しいシーンだった。まず、ノクターンのUltでライズに入りフィアーをかける。そこに敵がなだれ込んだタイミングでナーのUltが5人に入り、Norskeren,Humanoidを落とした。

しかし、ここでVizicsacsiが良い判断。ケネンのフラッシュインから雷撃の大嵐をルシアン、スレッシュ、エコーに入れてゾーニングしつつ、Kobbe側のザヤに近づくナーとノクターンにバーストを叩き込みにいった。

これによって、ザヤのUltと相まってフロントを溶かし切ることができた。

この集団戦はVizicsacsiが非常に上手だったと言わざる負えない。

ただ、この集団戦で一際仕事をしていないのがGaengである。彼は無駄にQを外したあと、ルシアンのQ+AAで死ぬようなNorskerenとHumanoidにフレイと魂の牢獄を発動し、雷撃の大嵐の後、謎のフラッシュを切っている。Wは既にエコーの回収で使っていてクールダウン中でルシアンを回収することもできない。彼のメンタルが非常に心配になるシーンである。

 

この後は装備差、マクロ差で完璧に押しつぶされていった形となった。

 

個人的には6分15秒時点の仕掛けが非常にもったいなさすぎると思う。あそこはボットプッシュを待てば確実に有利が取れる位置取りだったし、エコーが雷撃であればあんなトレードにはなっていない。ケネンもライズもTPがなく、ザヤラカンもLv5でUltがないので、ノクターンが入ればキルまでつながるシーンで3:1トレードぐらいの有利が得られてもおかしくない場面だった。

 

 

まとめ

序盤こそプランを遂行できてはいたものの、中盤以降のSPY側のマクロ判断とNorskerenのラカン、Xerxeの立ち位置が完璧であった。

 

次の試合ではザヤとラカンのどちらかには対処したいはずだが、次はレッドサイドになるため、ファーストピック権がない。そのため、キヤナはマストバンとしてGPとアカリのどちらかは開けたほうが良いと思う。個人的にはGPを開けて、トップから試合を作るべきだと思う。

 

今回の試合を見ても明らかにジャングルとボットレーンは相手の方が上手で、Humanoidはアサシンでなかったことから中盤まではそこまで影響力を出してはいなかった。

そのため、ミスを連発するStealには安定するチャンピオンを渡したほうがいいと思う。エコー自体、韓国鯖でもEU鯖でも頻繁に使用しているが、デスが多い。プロの試合ではミスが少ないほうが勝つ上にデスが増えると味方の負担になる。また、Gaengの調子が優れていないのも気になる。ここはメンタル的な問題だと思うのでCerosのようなトロールの気持ちで望んでもらいたい。